叙勲祝いの胡蝶蘭

国への長年の功労が認められ、ある日、叙勲の内示が来たら、どのような準備が必要なのでしょう。
叙勲をもらうという名誉は、誰もが経験するものではありません。
内示をいただいても、どうしたら良いのか分からないという人がほとんどだと思います。
自分は、叙勲する事はないからと思うかもしれませんが、そんな事はないのです。
平成15年から、「一般推薦制度」というものが出来ました。
この制度は、誰もが自分の身の回りで勲章を受章させたいと思う人を内閣府賞勲局に推薦出来るのです。
あらゆる分野、例えば商工会の役員や社会福祉施設長等はもちろん、保育士、医師なども対象となり得るのです。
つまり、いつ誰が推薦され、叙勲を受章してもおかしくはないのです。
そこで、もしも叙勲の内示をいただいた時に、どのような心構えと、準備が必要なのかをご紹介したいと思います。

1.内示が発表されるまで

叙勲は、決まったからといって、いきなり内示が送られてくる訳ではありません。
最初に、叙勲の受章が決まった事と、受章を受け取る意思があるかどうかの確認をします。
そして、それから内示は発表されるのです。
そして、内示を受け取ったら、伝達式への準備を整えましょう。

2.慌てずに、準備を怠らず

そして、叙勲の準備は内示を受けてから始めても大丈夫です。
まずは親戚や知人に叙勲受章を伝える事にしましょう。
この時に大切なのは、正式に内示を受け取ってから、周囲に発表するという事です。
内示が正式に届くまで時間があります。
その間、万が一でもスピード違反等を起こした場合、内示は取り消されてしまう恐れがあります。
そして、無事に内示を受け取ったら、親戚や知人へ報告をしましょう。
そして、その時には御祝いの電話や電報、御祝いの品が届く事となりますので、対応を事前に準備しておく事が良いでしょう。

3.伝達式には余裕を持って

そして、伝達式は裁判所で行われ、それから皇居にて天皇陛下に拝謁をします。
近隣の場合は、時間的に余裕もあると思います。ですが、遠方に住んでいるという場合は、余裕を持って上京しておく事が大切です。
ホテルの手配や、服装を準備しておく事が大切です。
そして、服装に関しては「勲章等着用規定」があり、勲章受章者、または配偶者、並びに同伴者には、ドレスコードがあります。
宮中において、天皇陛下より、直接親受される時には、男性なら燕尾服を、女性ならイブニングドレスを着用するというのが定められています。
その他の時には、モーニングコート、フロックコート、または紋付き袴等を着用し、女性なら色帯留め、ローブモンタンを着用します。
受章者が奥様を同伴される時も、同じです。
急いで準備する事は難しい場合もあると思われるので、事前の準備が大切です。
特に女性は髪のセットや着付けなど、男性よりも時間がかかるので、余裕を持って美容院に行っておく事が大切ですし、レンタルで借りる場合は、事前に予約をしておく事も大切です。
ですが、体調不良等から欠席をされるという場合もあるかと思います。
このような時には、無理に上京する事はなく、自分が住んでいる地域の官庁、または道庁や県庁に報告する事が大切です。

4.祝賀会を開く場合

そして、祝賀会を開くのは、自分の為ではなく、自分を支えてくれた周囲の人々の為です。
無理に行う必要はありませんが、開く事は大切です。
受章した後に祝賀会を開くという場合は、その準備で忙しくなる事でしょう。
祝賀会を開く為には、まずは祝賀会用の会場を決めておく事が大切です。
招待客の人数から、どの程度の会場で開けば良いのかを確認しておきましょう。
それから、祝賀会を開く旨を記載した案内状を製作します。
大切なのは、祝賀会が開かれる2週間前には、余裕を持って、先方に届いているように手配しましょう。
それから、記念品を配る場合はその準備をしておく事が大切です。

5.返礼品のマナー

そして、祝賀会を開いた場合、会費制だと、御祝い金は受け取らないのが通常です。
ですが、遠方に住んでいて、祝賀会に来れなかったという人から、御祝い金や御祝いの品が届く事もあると思います。
そして、この時の返礼品は、御祝い金の半額程の金額に押さえておく事が大切です。
その時には、御祝い金、または御祝いの品への御礼状も添えておきましょう。
そして、返礼品を贈る場合に気を付けなくてはならないのは、カタログギフト等で済ませてしまう事です。
最近では、相手が好みの物を選べるという事で、カタログギフトを考える人も多いのですが、叙勲等の内祝いの時には、返礼品に受章記念である事、受章年月日、受章者の名前を施して贈ると良いとされています。
そして、御礼状を書く時には、全員に同じ文章よりも、一人一人に丁寧に書く事が望ましいです。
例えば、祝賀会に出席された人、または事情があり、祝賀会に出席出来なかった人、それぞれに違った文章を書くのがマナーです。

叙勲をいただくという事は、大変名誉な事であり、多くの人に祝っていただくというのは、とても幸福な事です。

 

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